【方位どりって効果あるの?】吉方位の調べ方&方位どりのやり方を徹底解説!

みなさんは「方位どり」という言葉を聞いたことがありますか?方位どりとは引っ越しや旅行の際に「吉方位」に向かって移動することで運気の上昇が期待できるという開運法です。

方位どりは九星気学という占いをベースにした考え方です。その人の生まれた年月によって9種類の星に分けられ、その星によって年単位、月単位、日単位の吉方位や凶方位が決まります。

かの諸葛孔明も戦の戦略を立てる際に吉方位を意識していたそうで、どんな不利な状況からも連戦連勝を重ねていたと伝えられています。

方位というのはそれほどまでに大きな影響力があるんですね。逆に言うと、凶方位に向かってしまうと大きく運気を落とし、あらゆるものごとが停滞してしまうかもしれません。大事な行動を起こすときは凶方位は絶対に避けたいところですね。

本記事では方位どりとは何か、方位どりの方法や注意点などについて解説します。

好士ねおん
ぜひ本記事を参考に大事な決断をする際に方位どりを取り入れてみてください!

吉方位の特徴と効果

方位どりとは、その年やその月ごとに決められた吉方位に向かって行動を起こすことを言います。吉方位は九星気学によって分けられたそれぞれの本命星によって異なります。ある人にとっては吉方位だけど別の人に取っては凶方位になることもあります。

小さなものごとであれば日ごとの吉方位に進み、引っ越しや転職などの大きな移動には月ごとの吉方位に向かって進むと運気の上昇が期待できます。また、同じ吉方位でもその方角によって影響を受ける運気が異なります。

まずはそれぞれの吉方位がどんな運気に影響を与えるかを見ていきましょう。

・・・恋愛運や貯蓄運、子宝運アップ、秘密が守られ精神的な安定を得る、家族から信頼される

東北・・・財運や健康運、相続などの不動産運アップ、良い変化をもたらす

・・・仕事運アップ、希望や若さをもたらしやる気を起こす、発展する

東南・・・結婚運アップで良い縁談が来る、人間関係が良くなり信頼を得られる、旅行運アップ

・・・くじ運アップ、知恵や才能が高まりインスピレーションを与えられる、名誉を得る

南西・・・家庭運、健康運、不動産運アップ、運気が安定して根気強くなる

西・・・金運、商売運、恋愛運アップ、食事が美味しく感じたり会話が楽しいなど喜びを得る

北西・・・事業や勝負運アップ、精神的な落ち着きを得る、目上の人から可愛がられる、その家の大黒柱が影響を受けやすい

同じ吉方位でも方角によって効果がかなり違いますね。転職や起業などには東北、東、西、北西など金運や勝負運に影響する方角恋愛や結婚にかかわる引っ越しなら北、東南、南西、西などが良さそうです。上昇させたい運に合わせて、吉方位に旅行に行くというのも運気上昇にとても効果的です。

 

何をやってもうまくいかない三大凶殺

三大凶殺というのは万人に悪い運勢が降り注いでしまうという3つの方角です。それぞれの方位について簡単に解説します。

暗剣殺

暗剣殺は、自分ではコントロールできない災厄が起こりやすい方位です。暗闇で突然斬りつけられるかのように突然災難が起こる事からこのように名付けられています。次に説明する五黄殺と合わせて二大凶方位と呼ばれる方位です。

五黄殺

暗剣殺は自分自身が原因となる災厄が起こりやすい方位で、五黄殺は暗剣殺と反対側の方角を指します。人間関係が破綻したり、大事なものを壊してしまったりなどのトラブルが起きやすくなると言われています。

長期、長距離の移動になるほどその力は増大するという特徴もあります。この方角に引っ越しや転職をするのは絶対に避けた方がいいでしょう。

歳破

歳破は、その年の干支にあたる方位の正反対となる方位を指します。約束が破られる、縁談が破談する、物が破壊するなど、破という文字がつくような災厄が起きやすくなります。何かの決めごと、契約などを行う際はこの方角は避けるようにしましょう。

ちなみに2023年の三大凶殺は暗剣殺は南東、五黄殺は北西、歳破は西です。人生の転機になるような移動がある場合、これらの方角はなるべく避けましょう。

 

吉方位を調べる

吉方位は九星気学の本命星から割り出します。ということでまずは自分の本命性を知る事から始めましょう。本命星を割り出すためには若干複雑な計算式を使用するのですが、こちらの早見表を見ればすぐにわかると思うので、この中から自分の本命性を探してみましょう。

ただし注意点があります。九星気学では立春から節分までを一年と数えるため、誕生日が2月3日以前の人は前年生まれの扱いになります。例えば2001年2月1日生まれの人は2000年生まれの本命星を調べてください。

本命星がわかると年単位の吉方位や凶方位がわかります。ただしこの方位を自分で正確に割り出すのはかなり困難なのでネットの吉方位カレンダーや書籍を利用することをおすすめします。

さらに生まれた月と本命性の組み合わせから月命星を割り出せば、月ごとの吉方位も調べられます。
月命星の調べ方は以下の図を参考にしてください。

縦の列が自分の本命星で、左側に生まれた月が書かれていますね。例えば7月10日に生まれた七赤金星の人の月命星は三碧木星です。徐々に複雑になってきましたね。月命星がわかると月ごとの吉方位、凶方位も調べられるので、イベントや旅行の計画を立てやすくなるでしょう。

日ごとの吉方位まで調べるとなるとさらに工程が複雑になってきます。もし自分で調べるのが難しいと感じたら専門家にアドバイスを求めてみましょう。九星気学は生年月日を吉方位だけでなく元の他人との相性や向いている仕事など様々な事柄について占えます。

方位どりで向かう先との相性もわかるので、吉方位のパワーをより有効に活用するアドバイスがもらえるでしょう。

 

効果的な方位どり

自分の吉方位がわかったら、その方角に向かって方位どりをしてみましょう。基本的に方位の力は吉凶どちらも、より遠くに、より長くいるほど強まります

短期滞在の旅行で吉方位のパワーを活かしたい場合は、少なくとも100km以上離れた場所を選びましょう。遠ければ遠いほど方位のパワーは強まりますが、決して無理はしないように。精神的、金銭的に負担がかかるとかえって運気を落としてしまう可能性もありますからね。

また、日帰りよりも宿泊したほうがより運気上昇の効果は強くなります。また、その土地の神社に「お邪魔してます」というご挨拶もかねて参拝にいくのもおすすめです。

土地の神さまからの守護もいただけて運気倍増間違いなしです。もし旅行先にパワースポットがあるならぜひ立ち寄りましょう。吉方位にあるパワースポットは、今のあなたと相性抜群です。普段以上に運気上昇効果が期待できるでしょう。

なかなか旅行に行く時間もお金もないという人には吉方位へに向かって散歩やドライブをする「日替わり方位どり」がおススメです。

短い距離なので効果は薄いかもしれませんが、日常的に続けていれば徐々に良い運気が積み重なっていき大きな幸運へとつながるかもしれません。その日上昇させたい運気に合わせて細かく方角を変えられるというのも日替わり方位どりのメリットですね。

また、引っ越しをする際に吉方位を選ぶのはもちろんですが、同時に一粒万倍日を選ぶとより強い運気上昇効果が得られるでしょう。一粒万倍日に何かをスタートすると、その時起こしたものごとが将来一万倍にもなって返ってくると言われています。

吉方位の運気上昇との相乗効果で大きな運気アップが期待できるのでぜひ、一粒万倍日も考慮して引っ越し日を決めましょう。

 

方位どり後の好転反応

「方位どりを行った後、頭痛、腹痛等に悩まされた」という声を時々耳にします。特に運気の下がった状態の人が方位どりを行った後によく見られる現象です。

これは、一度悪い気を外に排出するための好転反応といいます。吉方位を訪れて良い運気を取り入れたとしても体内に悪い気が溜まっているとなかなか運勢は好転しません。

そのため「一度悪い気を身体の外に全て排出し、クリーンな状態にしてから良い気を取り込もう」という身体の反応が好転反応の原因です。安静にしていれば2~3日で収まるので心配はいりません。

方位どりが効いている証でもあるので、運気の好転を楽しみにしながらポジティブな気持ちで症状が消えるのを待ちましょう。

また、かなり運気が下がっていると感じる人は、方位どりを繰り返し行ってみましょう。その度に好転反応に悩まされるかもしれませんが、大抵の場合は3回前後で症状が消えます。

好転反応がでなくなったという事は身体中が良い気で満たされているということです。いよいよ運気の流れがよくなった証なので、近いうちに大きな幸運が舞い込んでくるでしょう。

是非みなさんも吉方位を利用して悪い運気の流れを断ち切り、人生を好転させてください。

 

まとめ

いかがでしたか?方位には吉凶ともに大きな影響力があり、距離と滞在期間が長くなるほどその力が増すという事がわかりましたね。いろいろ努力しているのになかなか報われないという人は凶方位の力に妨害されているのかもしれません。

ぜひ正確な吉方位を特定し、効果的な方位どりをおこなって運気を一気に上昇させてください。