金運をアップさせる風水とは？玄関やリビングのNG例と開運方法について解説

この記事では、金運をアップさせる風水について解説します。
風水は環境がその土地に住む人へ与える影響を見る、環境学に近い学問です。
自宅の玄関や寝室、キッチンなどの目に見える環境のNG例をチェック。
福を招く体質になるための改善方法を合わせてご紹介します。
この記事を読めば、あなたの金運をアップさせたり、金運に関する悩みの解決につながったりするでしょう。
運気をあげたい人は、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

風水における金運とは？

風水における金運とは、基本的には仕事がうまくいった結果収入が増えることを「金運がアップする」と見なします。
「金運がアップ」と聞くと、宝くじで当選して一攫千金を得る、棚からぼたもちのようにお金を手に入れる、というイメージを持つ人は少なくないかもしれません。

しかしながら風水では、健全な人生を歩むためにはきちんと働いてお金を得ることが大切であり、それを後押ししてくれるような家に住むことが理想とされます。
その理想の生活のために必要なことは、以下の通りです。

しっかり働くことのできる健康な体
仕事に集中できる環境
物事を計画的に進める力
周囲の人のサポート

体力に余裕があればバリバリ働くことができますよね。
そして仕事に打ち込み、成果を出すことで収入アップにつながるはずです。
周囲の人間関係が良好であれば、上司や目上の人から後押しされて昇進する機会に恵まれるかもしれません。

また、そこで得た収入を堅実に使えれば、安定した生活を送ることができます。
そのために、風水の観点から自宅を快適な環境へ変えていきましょう。

玄関

玄関は金運アップを叶える上で重要な場所です。
外からのエネルギーが最初に入ってくるため、玄関を良い状態にすることが求められます。
自宅を福を呼び込む体質にするためには、玄関を片付けて、こまめに掃除を行ってください。
いつでも人を招いても良いように、常に清潔感のある空間にしましょう。
すると、金運のエネルギーが良い形で活性化されて金運アップの効果が期待できます。

財位に窓があるとお金がたまりにくい

玄関から家の中に入って対角線上は「財位（ざいい）」と言い、ここに窓があるとお金がたまりにくいと言われています。
せっかく家に入ってきたエネルギーが、外へ漏れてしまうからです。

もし財位に窓がある場合は、窓の前に観葉植物を置く、厚手のカーテンで閉め切る、といったことをしてみてください。
玄関から家の中に入った時に、窓へ意識が向かないようにすることがポイントです。

また、財位が壁になっている場合は、財布や通帳などお金に関するものを保管することで金運アップが望めるでしょう。

玄関の延長線上に窓があると浪費しやすい

玄関から入って真っすぐ延長線上に窓があると、お金が逃げると言われています。
せっかく自宅へ入って来た良いエネルギーが、窓から外へ通り過ぎてしまうからです。
自宅の金運を守るためには、窓に厚手のカーテンを設置して閉めておきましょう。
そうすることで、エネルギーを家の中に留めてくれるはずです。

玄関の目の前にある階段は金運がダウン

玄関の目の前に階段があると、お金がたまりにくいとされています。
こういった構造は、外から入って来たエネルギーが2階へ逃げてしまうのです。

開運方法としては、玄関と階段の間にパーテーションやのれんを設置してみてください。
物を設置することで、エネルギーが逃げるのを遮断するイメージです。
すると、エネルギーがきちんと家の中を巡り、金運アップにつながるでしょう。

私物であふれる玄関は浪費のシグナル

玄関にたくさんの私物を置くのは、金運をアップさせる上では好ましくありません。
私物とは、本や生活用品、生活雑貨などのことです。

エネルギーの入り口である玄関にプライベートなものが置いてあると、外に個人情報が筒抜けであると見なします。
その脇の甘さは、お金が流れてしまうことにつながるのです。

金運を守るためには、玄関にある物にはカバーをかけて目隠しをする、ものを片付けてすっきりさせる、といった工夫をしてみてください。
外から見て、人目につきやすい場所に関しては、居住者のプライバシーを守るように意識しましょう。

ドア

玄関のドアの数や、ドアの周辺環境は金運に影響するとされています。
具体的な例をチェックして、対処法を試してみてください。

入り口が二つ以上あると浪費につながる

玄関だけではなく裏口を使用している場合、浪費が多くなりがちです。
本来、自宅の玄関は1つだけが望ましいとされています。
金運を守るためには、使用する入口は玄関か裏口のどちらか一つに絞りましょう。
「自宅の入口は一つだ」という意識を強めれば、浪費を抑えることができるはずです。

半開きのドアは計画性がなくなる

ドア付近の壁に物をかけたり、棚を置いたりしていませんか？
きちんとドアが開かないと、計画的に物事を進められなくなると言われています。
その結果、仕事の進行を妨げて収入に響く可能性もあるでしょう。
計画性を養うためには、ドア付近のものは片付けてきちんとドアが開く状態にしてくださいね。

リビング

金運を象徴する場所であるリビング。
リビングが良い状態であれば、きちんと収入を得て堅実にお金を使えるようになるでしょう。
では、良い状態とはどんな形なのか、具体的に見ていきますね。

リビングのグレードが高いほど浪費する

リビングが広くて華やかになるほど、居住者の気が大きくなりやすいです。
お金に対して気が緩み、どんどん浪費したり遊びほうけてしまったりすると言われています。

また、ぜいたくなインテリアに囲まれたリビングは、権力者や社会的地位の高い人が自宅を訪れやすくなります。
すると、訪問者のために豪華な食事を用意したり、より立派な家具を調達したり、浪費が増えてしまうことになりかねません。
リビングの状態が、訪問者のステータスと相関関係にあるということですね。

居住者の上昇志向が強く、権力者とのつながりを持ちたい場合は、一時的にリビングを飾り立てるのもありかもしれません。
とはいえ、浪費のリスクも高まるため、意識的に出費をコントロールすることが必要です。

浪費のリスクを避けて金運を上げたい人は、狭すぎず広すぎずなスペースをリビングとして使い、身の丈に合ったレベルのインテリアやアイテムを置いてください。
浪費を抑えて、堅実にた蓄することができるでしょう。

交渉事が有利に運ぶ！上座と下座の関係

契約事や交渉事を自宅のリビングで行う場合、上座と下座のレイアウトに気を配ってください。
自分の座る場所は入口から奥側にある上座、相手の座る場所は入口に近い下座とすることで、居住者に有利に物事を進めることができるでしょう。

特にお金が発生するような交渉事の場合、座席のレイアウトを意識すれば、金運アップにつながるかもしれません。

キッチン

お金の管理に関わる場所といえばキッチンです。
キッチンが良い状態なら、堅実にお金を回せるようになります。
計画的にお金を使い、きちんと貯蓄できるでしょう。
では、具体的なポイントについてチェックしてください。

乱れたキッチンは金運がダウン

キッチンが乱れている場合は、「あれもこれも買ってしまおう」という気持ちになり、浪費が多くなりやすいようです。
お金の管理能力を身に付けるためには、使用した食器や調理器具などはきちんと洗い、指定の位置に戻してください。
食材や調味料の賞味期限をチェックし、古いものは使い切ったり処分したりして、放置しないようにしましょう。

キッチンが整理の行き届いた状態であれば、計画的にお金を使うことができると考えられます。

キッチンのグレードが食生活に影響

キッチンのグレードは食事の質に関係します。
地味なキッチンを持つ人は、質素な食生活を送るでしょう。
食事は「食べられればなんでも良い」と考え、食費を節約する傾向になりやすいからです。

また、ゴージャスなキッチンを持つ人はぜいたくな食生活を好むと言われています。
食事は量より質と考え、食材の産地や育て方にこだわり、お金をかけやすくなるようです。

身の丈にあったキッチンの環境を作ることで、程よい食生活を送りながら食費をやりくりすることができるでしょう。
一方で、とにかくお金をためたいという人は、なるべく質素なキッチン環境を作ってみてください。
食事の質は簡素になりますが、お金はたまりやすくなるはずです。

寝室

基本的に寝室は健康運をつかさどりますが、一部の要素が金運に関わるとされています。
金運に影響するのは、寝室のグレードや窓の位置です。
では、詳しい例を見てみましょう。

ゴージャスな寝室は勤勉さに欠く

ゴージャスな寝室は、夫婦がだらしない性格になるとされています。
ゴージャスの基準としては、寝室が広々としており、華やかなインテリアが飾られた状態のこと。
このような寝室は居住者が勤勉さを欠くようになり、仕事を怠けて金運がダウンする可能性があるのです。

とはいえ、ゴージャスな寝室は夫婦関係が親密になりやすいため、一概に悪いとは言えません。
もし金運アップを優先させるなら、身の丈にあった寝室環境を整えることが大切です。
装飾品でゴテゴテ飾らずになるべく物を減らして、シンプルな状態にしましょう。

寝室がシンプルですっきりとした環境であれば、睡眠の質が上がりやすくなります。
そして、「ぐっすり眠ってよく働く」というポジティブな循環を生み出せるのです。

寝室のベッドの窓が管理能力に影響

寝室のベッドの頭側に窓があると、金運がダウンするとされています。
理想の寝室環境は、頭側がしっかり守られているという安心感を得られる状態です。
しかし、頭側に窓があると、光が差し込んだり風の音が気になったりして睡眠を妨げることになりかねません。
すると、うまく頭が回らず、家計の管理に支障が出ると考えられます。

寝室を幸運を引き寄せる環境にするためには、厚手のカーテンを引いたり、雨戸を閉めたりして、日の光や風の影響を受けないようにしましょう。
すると睡眠の質が守られ、浪費を防ぐことができます。