「どうしよう…」「どっちを選ぶべき?」というように、判断に迷うことってありますよね。
そんな時に便利なのが、振り子を使ったダウジング占いです。
この記事では、ダウジングのやり方を詳しく解説します。
ダウジングの流れやイエスノー形式の質問の立て方、注意点など幅広い情報を網羅。
初心者でも今すぐに試せるダウジングの方法を知りたい人は、ぜひ読んでみてくださいね!
ダウジングとは?
ダウジングとは、振り子や棒(ロッド)を使って自分の潜在意識から答えを引き出す占いです。
歴史的には、南アルジェリアで紀元前約六千年に描かれたらしい、ダウジングに関する壁画が発見されています。
中世のヨーロッパでは、地下の水脈を探すためにダウジングが用いられていました。
ダウジングに使う道具は、振り子ならペンデュラム、棒はL字やY字などの形状のものを使用します。
あるいは、ダウジング専用の道具ではなく、ペンダントや指輪などを使う人もいるようです。
つまり、穴が開いており、糸を通せる物体ならペンデュラムになり得るんですね。
ダウジング占いは、シンプルな質問にイエスかノーで答えられるので、何かに迷った時に役立ちます。
使用する道具も少ないため、初心者でも気軽にトライできますよ。
ダウジングで占えること
ダウジングで主に占えることは、イエスノーで答えられることと、失せ物探しです。
そして、自分自身に関係のあることほど当たりやすいとされます。
イエスノー形式の質問が可能なジャンルについては、以下の通りです。
- 天気
- 恋愛
- 結婚
- 仕事
- 人間関係
- 健康
上記はほんの一例です。
買い物やファッションのアドバイスなど、イエスノーで答えられる範囲であれば、さまざまな質問ができます。
ダウジングで占えないこと
ダウジングで占えないことは、あいまいなことや、自分の身の回り以外のことです。
ダウジングは自分の潜在意識に頼って占うため、自分から遠い物事ほど直感が働きにくくなるとされます。
占えないことは、次の通りです。
- 芸能人や著名人について
- 複数の選択肢があること
- 遠い未来
- 誰かのプライバシーに関わること
- 医療
健康運と医療占いの違いは、前者が全体的な傾向を示すのに対し、後者は科学的な判断や医学的な知識が必要な点が挙げられます。
例えば、「この手術を受けたら成功しますか?」という質問は、占いではなく、専門家に相談する方が信頼性の高い答えを得られるでしょう。
ダウジングに使う道具をご紹介
ダウジングに必要な道具は、以下に示す通りです。
- ペンデュラム
- ダウジングシート(なくてもOK)
- クロス(なくてもOK)
ペンデュラムはパワーストーンや金属製が市場に出回っています。
正確な判断をするためには、できるだけ全体的に重さが均しいものが望ましいでしょう。
重さが偏っていると、振り方の反応も偏りが出てしまうから。
例えば、右回りばかり、左回りばかり、といった反応を起こしやすいのです。
そのため、ペンデュラムは変形ではなく、左右対称を選ぶことがおすすめ。
ペンデュラムを自分で用意するなら、五円玉の穴に30cmほどのタコ糸を通したものを作ってみてください。
ダウジングシートは、イエスノーや数字、言葉などが描かれたものが存在します。
これも自作が可能です。
とはいえ、簡単な質問をする分にはなくても問題ありません。
そして、クロスはダウジングシートを乗せるためのものです。
占いっぽい雰囲気が演出できるため、ダウジングをより楽しめます。
ダウジングのやり方を一挙解説
ここからは、ダウジングのやり方を解説します。
ペンデュラムの持ち方や事前準備などの基本的なことから、質問の立て方まで触れていますよ。
ダウジングの基本的な流れは、以下のようになります。
- 基本姿勢を取る
- ダウジングの反応と答えを決める
- 事前準備
- 質問の前に確認
- 質問する
- ペンデュラムの反応から判断
- 最終確認
それでは、詳しく見ていきましょう。
基本姿勢はこれ!ペンデュラムの持ち方は?
ダウジングの基本姿勢は、ダウジングシートの中央にペンデュラムを垂らした状態です。
人差し指と親指で、ペンデュラムのチェーンをつまむようにして持ち上げてください。
チェーンを短めに持つことで、ペンデュラムが振れやすくなります。
ペンデュラムのチェーンが真っすぐ下に垂れた状態になればOK。
これをクロスの上に置いたダウジングシートの上に持ってくれば、基本姿勢の完成です。
腕が落ち着かない人は、肘をテーブルに付けても良いでしょう。
ダウジングの反応と答えを決めよう
ダウジングをする前に、各反応が表す答えを定める必要があります。
まず、ダウジングの答えは、次のように4パターンほどあると便利です。
- イエス
- ノー
- どちらとも言えない
- フラット
フラットとは、何も質問をしていない時の「休憩中」のような状態です。
複数の質問をする場合、休憩を挟むことでペンデュラムの動きをリセットし、気持ちが切りかえやすくなります。
次に、ダウジングの答えを表す反応もそれぞれ決めましょう。
反応の種類は、以下の通りに大体6つに分けられます。
- 右回り
- 左回り
- 右斜め上
- 左斜め上
- 左右に振れる
- 前後に振れる
つづいて、ダウジングの反応と答えを組み合わせます。
次の例を参考にしてください。
- イエスは右回り
- ノーは左回り
- どちらとも言えないは左右に振れる
- フラットは前後に揺れる
練習として、ペンデュラムを意識的に右に回し、「これはイエスのサインです」と教え込むようにしてみてください。
他の動作も同様に行いましょう。
あるいは、自分で決めずに、ペンデュラムに反応の仕方について直接尋ねても良いです。
「イエスのサインを見せて」と聞き、反応した動作をイエスと取る方法もあります。
いくつか試してみて、自分に適した方法を見つけてくださいね。
事前準備
事前準備として、イエスノーで答えられる簡単な質問をしてみましょう。
心の中で「準備に入ります」「チューニングします」などと唱え、ペンデュラムを意図的に軽く振ってください。
動きのある状態を作り出すことで、ペンデュラムの反応が出やすくなります。
次に、質問内容は「私は女性ですか?」「私に兄弟はいますか?」など、あらかじめ答えがわかっているものが望ましいでしょう。
この答えに対する反応の正誤については、あまり気にしないでください。
ダウジングの感覚を体になじませることができれば良いのです。
質問の前に確認しよう
質問をする前に、ペンデュラムに質問をする許可を得る必要があります。
目的は、その質問が「自分が手を出すべき範囲内であるか」を確認するためです。
ダウジング初心者にとって、質問しても良い物事の線引きは難しいとされます。
適切な線引きができず、無意識に深淵をのぞいてしまう人もいるのです。
ダウジングを安全に楽しむためには、質問の前に「○○(質問したいこと)について聞いて良いですか?」と尋ねてみましょう。
もしノーの反応が出た場合は、その質問をするのを止めるか、質問の仕方を練り直してください。
ノーが出たのに質問を続けても、その時の答えは参考にできないと捉えましょう。
質問の立て方と、具体的な質問例を公開!
準備を終えたら、いよいよペンデュラムに質問します。
的中率を上げるためには、質問内容はシンプルかつ具体的であることが望ましいでしょう。
具体的な質問は明確な答えをもたらしやすく、あいまいな質問は同様にあいまいな答えになりがちだからです。
また、質問する時期は、現在や近い未来に限定してください。
なぜなら未来は確定していないからです。
未来には数えきれないほどの可能性が広がっており、その結末は自分の行動に左右されると考えられます。
そのため、遠い未来のことを尋ねたとしても、その時が訪れる頃には状況が変わっているかもしれません。
すると、ダウジングによる判断と一致する確率が低くなります。
そして、質問は自分に関することを尋ねると良いでしょう。
ダウジングは自分の潜在意識から答えを導き出すからです。
自分の身の回りのことなら、的確な答えを得やすいと言えます。
イエスノーの質問の具体例
イエスノーの質問の具体例は、以下に示す通りです。
- 私はこの服を買ってもいいですか?
- 私がこの漫画を読んだら楽しめますか?
- ○○さんから私のスマホに返信は来ますか?
- この家の中に、私の失くしたハンカチはありますか?
- 明日、私の子どもの運動会があります。東京で雨は降りますか?
イエスノーで答える占いですので、はっきり答えが出ても良いと思う質問をしましょう。
ダウジングの判断方法
ペンデュラムの反応から、質問に対する答えを判断します。
イエスノーの判断については、明確な動きのみを採用してください。
動きが大きいほど、その暗示が強いと考えます。
注意点としては、あいまいな反応に対して、無理やりイエスかノーを決めつけないことです。
例えば「少し左回りっぽい動きをしたからノー」という判断はしないようにしましょう
この場合は、「質問の答えは得られなかった」と捉えてください。
最終確認として質問しよう
質問に対する反応が出たら、念を押すように「この答えは真実ですか?」と聞いてみましょう。
そして、イエスのサインが出た場合は、その答えが正しい可能性があると考えられます。
もしノーやその他のサインが出た場合は、もう一度最初からやり直すか、質問の答えを見直してみてください。
これをやるだけで、ダウジングの的中率が上がります。
ダウジングの心構えと注意点
ダウジングにおける心構えや、うまく行かない時、体調が悪い時などの対処法を解説します。
ダウジングにつまずいた時は、こちらをチェックしてくださいね。
ダウジングを行う際の心構え
ダウジングを行う際は、頭の中を空っぽの状態にしましょう。
この時、「こっちの方向に動いて!」「ノーは嫌だな」といった邪念が入ると、反応に影響が出る可能性があるからです。
的中率を上げるためにも、リラックスして臨んでください。
ペンデュラムがうまく反応しない時はどうすべき?
ダウジングを始めたばかりの頃は、ペンデュラムの反応が鈍い場合があります。
そこで諦めずに何度もトライすることで、コツがつかめるでしょう。
そのうち、ペンデュラムの反応がだんだん良くなるはずです。
そして、ダウジングのやり方については、人それぞれしっくりくる方法は異なります。
ある人はイエスが右回りでも、また別の人はイエスが左斜めに振れる、といったことはよくあるのです。
練習を重ねて、自分らしいやり方を見つけましょう。
また、誰でも多くのジャンルを占えるとは限りません。
恋愛占いが得意な人もいれば、失せ物探しに長けた人もいます。
多くのジャンルを占えるのは便利ですが、特定のジャンルに秀でることもまた個性の一つです。
体調が悪い時にダウジングをしても良い?
体調が悪い時は無理にダウジングを行わないでください。
ダウジングは自分の潜在意識に頼る占いですので、体のコンディションが答えに影響する可能性があるからです。
体調が整ってからチャレンジしましょう。
また、周りがうるさくて集中できないという時も、タイミングや環境を見直すことをおすすめします。
ダウジングをする際には集中力が必要ですので、なるべく静かな環境下で行いましょう。
ダウジングを賢く使おう
この記事では、ダウジングのやり方を詳しく解説しました。
占いを始める前には準備があり、質問はシンプルで具体的にする必要があります。
これらのポイントをしっかり押さえておけば、ダウジングは頼りがいのある、あなたの相棒となるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、ダウジングを活用してみてくださいね。