新月にお願いごとをすると夢が叶う?その理由とお願いごとのルールを解説

新月の日にお願いごとをすると現実になる。そう聞いてあなたはどう思いますか?「ただのおまじない程度にしか感じない」という人もいるでしょう。

しかし、実際に多くの人が新月の日のお願いごとを実践し、中には「100%お願いごとが叶う!」と断言する人さえいます。一体新月にはどんなパワーが秘められているのでしょうか。

好士ねおん
今回は新月の日にお願いごとをするのがおすすめな理由と、お願いごとのルールについて詳しく解説していきます!

月と生き物の密接な関係

月は海の満ち引きだけでなく、地球上の生きとし生けるすべての生物と密接な関係を持っています。

多くの女性は知っていると思いますが、肌のターンオーバーの周期は月の周期と同じ約28日。また海洋生物の多くは満月の夜に産卵し、グレートバリアリーフのサンゴは、11月の新月の夜に一斉に産卵します。

さらに、月経の名称に「月」が使われているように、女性は特に月の影響を強く受けています。これだけでも月がどれほど生き物に影響を与えているかはお分かりになると思います。

また「満月の日に情緒不安定になり、感情がたかぶった」そんな経験はありませんか?満月は一度満ちたものが欠けていく時であり、人間に置き換えると、ため込んでいたものを解き放つ時でもあるのです。

これまでに負の感情を内にため込んでいた人は、満月から月が欠けていくに従い、自分の内側に溜まった負のエネルギーを放出しているのです。こうすることでまた新たな気持ちで仕事や人間関係に向き合えるんですね。

では、新月は人間にどのような影響を与えるのでしょう?

 

新月の強力な生命エネルギー

満月は人間の負のエネルギーを解き放つと言われていますが、その真逆の状態である新月からは、どんな影響を受けるのでしょうか?新月は星の位置関係が地球ー月ー太陽と一直線に重なるため、月が影になってしまい肉眼ではみえなくなっている状態です。

月は女性のシンボル、太陽は男性のシンボルと古来から考えられており、この2つが重なる事から「新たな生命の誕生」をイメージできますよね。つまり新月はあらたなスタートを意味しているのです。

満月を「収穫」と考えるなら新月は「種まき」の時期。ここから満月にかけて、非常に強い生命エネルギーが地上に降り注ぐのです。

 

新月のお願いごとは未来への種まき

ここまで話したように、月と生き物には非常に密接な関係があり、その中でも新月には強い生命エネルギーが溢れていることがおわかりになったと思います。

そして「新たなスタート」を意味する新月の日にお願いごとをすることで、大きな生命エネルギーがお願いごとの種を育ててくれるんです。

植物を例にとっても、葉っぱ・根っこ・茎が大きく育つ「栄養生長」は、新月から満月の間に盛んになると言われています。様々な分野で証明されつつある新月のエネルギー。その絶好のタイミングに「お願いごと」という未来への種をまき、たくさんのエネルギーを注ぎましょう。

 

お願いごとをより確実に実現するためのルール

いくつかのルールに基づいて、紙とペンを使ってお願いごとを文字にすることで、新月の生命エネルギーを最大限に活用できます。ルールと言ってもとっても簡単なものばかり。

ぜひこれから説明するルールに従ってあなたのお願いごとを新月の日に書いてみましょう。

好士ねおん
きっと1ヶ月も経てば、月のエネルギーの素晴らしさに気が付くはずです。

新月が始まったらなるべく早くお願いごとをかき出す

新月が始まった直後は生命エネルギーが最も高まる時です。その後時間とともに徐々にエネルギーは小さくなっていくので、出来れば8時間以内、遅くとも48時間以内にお願いごとを書き出したほうがいいでしょう。

フライングに注意

早くお願いごとを叶えたいという気持ちが前面に出てしまい、新月が始まる前に書き出してしまう人もいます。しかしこれでは新月の高いエネルギーを受けとることはできません。必ず新月が始まってからお願いごとを書くようにしましょう。

ボイドタイムを避ける

ボイドタイムのボイドは英語で「無効」「何もない」といった意味を持っています。つまり何もない空白の時間、お願いごとが無効になる時間なんです。

この考え方は占星術がベースになっています。占星術では月が他の惑星との間で一定の角度を作ることを『アスペクト』と呼んでいます。このアスペクトは人間や物事に様々な影響を、プラスマイナス問わず与えるとされています。

しかし、このボイドタイムの間は、月がどの惑星ともアスペクトを作らないので、何も起こらない「無効(ボイド)」の時間とされているのです。ボイドタイムの間はどんなにお願いごとを強く念じても意味をなさないので、この時間にお願いごとをするのは避けましょう。

お願いごとの数は10個がベスト

たくさんお願いごとがあるというのも素敵なことですが、一度に書くお願いごとは10個程度に留めておきましょう。特に切実な願いを選び書き出すことで、しっかりと潜在意識にお願いごとの種が根付き、新月のエネルギーをたっぷりと受けて成長してくれるでしょう。

お願いごとは「私は」から始める

お願いごとは全て自分に関することにしてください。他人を変えようとしたり、ましてや他人を不幸にするようなお願いごとは絶対にしてはいけません

家族や恋人、友人に関するお願いごとであっても「私は彼を幸せにする」「私は友人と良い関係を築く」など、自分が主体になるように書いてください。

私という言葉には強い力があります。英語でも『 I (私は)』はどの場所にあっても大文字になりますよね。heやsheは小文字であっても『 I 』だけは大文字なんです。海外でも『私』という言葉には高いエネルギーがあると認識されているんですね。

すでに願いが叶った前提で書く

「私は○○を手に入れました」「私は○○のコンテストで優勝しました」というように、お願いごとをすでに叶った状態で書くことでより実現しやすくなります。

これは潜在意識のメカニズム的にも非常に重要なことです。例えば「お金が欲しい!」と強く望めば望むほど、その根底にある「私はお金がない」というイメージを潜在意識に刻み込むことになります。

潜在意識は人間の行動や言葉を決める大きな要素になっています。「私はお金がない」と言うイメージが潜在意識に刻み込まれると、「お金がない私」を実現するように、潜在意識があなたの言葉や行動をコントロールしてしまうのです。

一方、「私は○○できました」という言い方に変換することで、潜在意識には「○○できた私」というイメージが強く刻まれます。すると、先ほどとは逆に「○○できた私」を実現するように、潜在意識が言葉や行動をコントロールするようになるのです。

「私」という言葉と「○○できました」この2つの言葉が組み合わさることで潜在意識に非常に強いプラスのセルフイメージを与えることができます。そこに新月の生命エネルギーが加わるわけですから、お願いごとが叶っても当然のような気がしてきますね。

お願いごとの最後は感謝の言葉で締めくくる

一つひとつのお願いごとの最後は「○○が叶いました。ありがとうございました」というように感謝の言葉で締めくくりましょう。

「ありがとう」という言葉には、非常に強いプラスのエネルギーがあります。また、願いが叶ったことをさらに肯定し、裏付けるような意味を持っているので、よりお願いごとの実現の可能性が高まるでしょう。

新月の日はとにかくリラックス

新月は「新たなスタート」または「リセット」の日です。お願いごとを書くときに余計な負の感情を入れないためにもリラックスし、感情をリセットすることが重要です。できるなら1日1人でゆっくり過ごし、人間関係やストレスからしっかりと距離を置きましょう。

どうしても仕事や子育てが多忙で時間が取れないという人は、いつもより長めに入浴したり、短時間瞑想をしたりしてみるのも良いでしょう。

静かに少し自分と向き合っていると怒りや悲しみなど負の感情が湧き出てくることもありますが、一度全てを受け入れ、「全てOK!私はそんな自分が大好き」としっかり受け止めてあげましょう。

様々な感情をリセットし、ニュートラルな気持ちでお願いごとを書くことで、月の強いエネルギーとお願いごとを、潜在意識がすんなりと受け入れてくれます

 

まとめ

いかがでしたか?月と生命には強い結びつきがあるのは科学的にも否定しようのない事実です。ここまで読んで気づいた人もいるかもしれませんが「新月にお願いごとをする」というのはただのスピリチュアル思想ではなく、潜在意識の力をフルに利用するための一種のテクニックなんです。

人間の行動に大きな影響力を持つ潜在意識を動かすからこそ、そのお願いごとはより実現しやすくなるんですね。そこに新月のエネルギーが加わるわけですから、もう鬼に金棒です!

月の周期は自分のライフプランを立てる上でとてもいい目安になるので、ぜひ上手に新月の力を利用してあなたの人生をより豊かなものにしてください。