最近、疲れが全然取れない、やる気が起きないと感じるなら、エネルギーバンパイアにエネルギーを取られているからかもしれません。
エネルギーバンパイアからの影響を放置してしまうと、燃え尽き症候群になったり、体調を崩してしまったりすることも。
今回は、エネルギーバンパイアについて詳しく解説するとともに、出会ったときや一緒に過ごさなければならないときの対処法を紹介します。
そもそもエネルギーバンパイアとは?
エネルギーバンパイアとは、他人のエネルギーを吸い取って自分のパワーに変換してしまう人です。
周囲の人は生命力ややる気を奪われるため、疲れや落ち込みを感じてしまいます。また、取られたエネルギー量が多いと、体の不調をきたすことも。
エネルギーバンパイアは、人からエネルギーを奪っている自覚がない場合が多いです。そのため、エネルギーバンパイアを変えようとするのではなく、エネルギーを取られないための工夫が必要です。
相手を見下す・マウントを取る
エネルギーバンパイアは、相手を見下してマウントを取る傾向にあります。ときには、人格を否定して相手に劣等感や無価値観を抱かせて、エネルギーを吸い取ることも。
そうして、人から奪ったエネルギーを優越感によって増幅させます。
人の不幸話が大好きなのも、優越感を持ちたいエネルギーバンパイアの特徴といえるでしょう。
わざと嫌がることをする
エネルギーバンパイアは、相手の気を引くためにわざと嫌がることをする場合があります。自分の言動によって相手の表情が変わることが嬉しいのです。
意地悪な発言や仲間外れなどの子供じみた嫌がらせをして、それに対して相手が反応すると、どんどん元気になります。
自分を正当化する
エネルギーバンパイアは、自分を正当化する傾向にあります。正義感が強すぎる人も、エネルギーバンパイアの可能性があるでしょう。
相手を言い負かし、自分の価値観を押しつけることで、相手をコントロールすることがエネルギーバンパイアにとっての喜びです。
一方で、エネルギーバンパイアは劣等感を刺激されることを嫌がるため、人のアドバイスや指摘に耳を貸しません。「自分はこのままでよい、自分がすべて正しい」と強く思い込んでいるのです。
自分の不幸について延々と話す
エネルギーバンパイアの中には、不幸自慢で同情を引こうとする人がいます。
「自分に注目してほしい」「かわいそうな私に同情してほしい」と、自分自身の不幸な体験談ばかり話します。
聞き手はどんどん疲れていきますが、エネルギーバンパイアは承認欲求が満たされ、元気になっていくのです。
依存心が強い
エネルギーバンパイアは、強い依存心を持つ傾向があります。他人からの関心や承認によって自己価値や存在意義を見出すため、自分を見てくれる人に執着します。
ターゲットにした人が他の人に目を向けることを極端に嫌い、ときには行動を制限してくることも。
あなたの行動を見張ったり、コントロールしようと圧をかけてきたりする人がいるなら、その人はエネルギーバンパイアかもしれません。
エネルギーを奪われるとどうなる?
エネルギーバンパイアと出会うと、知らぬ間にエネルギーを奪われてしまいます。
やる気が湧かない
エネルギーバンパイアと会うと、その日は無気力になってしまう人が多いでしょう。パワーを吸われてしまい、日常生活に支障をきたすことも。
強いストレスを継続的に感じることで、うつ傾向になる人もいるようです。
疲れる・体調を崩す
エネルギーバンパイアと接した日は、どっと疲れが出てしまいやすいでしょう。ストレスによって自律神経が乱れ、心身に不調が出るケースも多くみられます。
不眠や眠気に悩まされているなら、エネルギーバンパイアがそばにいないか探してみましょう。
運気の低下
エネルギーバンパイアと接する時間が長いと、運気が低下することがあります。なぜなら、よい運気の流れをエネルギーバンパイアに奪われるからです。
エネルギーバンパイアは人の幸運も吸い取り、自分の糧にします。聞き手は負のエネルギーに影響を受けてしまい、運気が低下してしまうのです。
エネルギーバンパイアの影響を受けないためにできること
エネルギーバンパイアの存在に心当たりがあるなら、明日から自分の身を守るための行動を起こしましょう。
適切な距離を取る
まずは、エネルギーバンパイアから適切な距離を取りましょう。エネルギーを奪われそうだと感じたら、連絡や会う機会を減らして、物理的にも精神的にも距離を取るのがおすすめです。
ここで強く拒絶してしまうと、エネルギーバンパイアの執着心が燃え上がり、距離を取りにくくなってしまうため、少しずつ距離を空けていくとよいでしょう。
自信をつける
自信がある人は、エネルギーバンパイアに「つけ入るすきがない」と感じさせます。また自分に自信を持つと、見下しやマウントをはねのけられるでしょう。
胸を張って正しい姿勢を心がけることも、「あなたにはエネルギーを奪わせません」という意思表示になり、影響を受けにくくなりますよ。
同調しない
同情や共感を求められていると感じても、エネルギーバンパイアに同調せずにさらりと聞き流しましょう。
まともに取り合わなければ、エネルギーバンパイアは「この人からはエネルギーを吸収できない」と感じて離れていきますよ。
断る勇気を持つ
断ることは、エネルギーバンパイアをはねのける効果が絶大です。断るのが苦手で、人に合わせてしまいがちな人も多いのではないでしょうか。
ですが、エネルギーバンパイアは人の優しさや弱みにつけ込みますので、嫌なものはきちんと断る勇気が必要です。
自分の波動を上げる
エネルギーバンパイアと無理なく縁を切るためには、自分の波動を上げましょう。波動を上げる簡単な方法は、「小さなことでも感謝すること」です。
エネルギーバンパイアは、自分のことばかり考えるあまり感謝の心を忘れてしまい、低い波動で過ごしています。まとう波動が異なれば、自然に距離が開きます。自分の心を感謝や喜びで満たすことを心がければ、エネルギーバンパイアは消えていくでしょう。
また、悩みを抱えていると、波動が下がりやすく、エネルギーバンパイアに出会う確率が上がります。人に言えない悩みがあれば、占い師に相談すると、深層心理に眠る思い込みがわかり、悩みの解消とともに波動が上がるでしょう。
エネルギーバンパイアにエネルギーを吸われてしまったときの応急処置は?
家に帰ってから「何だかすごく疲れているけれど、もしかするとエネルギーバンパイアのせいかも?」と気づくことがあるかもしれません。
体を温める
活力を消費したと感じる日は、お風呂に浸かって体を温めましょう。体が温まると、自然に波動が上がるといわれています。
また、お風呂に塩を入れると、塩の浄化作用で悪い気が体から出ていきやすいですよ。冷えてしまった手足をゆっくりほぐして、全身の血流を改善しましょう。
よい香りをかぐ
よい香りをかぐとリラックスでき、エネルギーを回復しやすいでしょう。また、アロマは高い波動をまとうものが多く、浄化作用が強いものもあります。
心身が疲れたと感じたなら、ローズマリーやペパーミントのアロマをかぐと、負のエネルギーが浄化されて体が軽くなりますよ。
消化がよく栄養価が高い食事をする
エネルギーを奪われた日は、心身が疲れ切っているため、胃腸に負担をかけないように、消化がよく栄養価が高い食事を心がけましょう。
旬の食材からは栄養とともに強い生命力を摂取できるので、積極的に取り入れてくださいね。
エネルギーバンパイアと距離を取って穏やかに過ごそう
疲れが取れない、心身の調子が悪いと感じるなら、エネルギーバンパイアの存在を疑ってみましょう。エネルギーバンパイアからは、ちょっとした工夫で身を守れます。
また、エネルギーを奪われてしまったあともすぐに処置すれば、悪い影響を抑えられます。
自分のエネルギーを守り、心穏やかに過ごしてくださいね。