自分で自分を占うことができたら普段の悩みも、自分のタイミングで解決させることができるはず！
そのように考えると、日々の悩みから開放され、より自由に生きていくことができる気がしますね。
占い好きの方は実際にプロの占い師に相談をしたり、ネットやSNSで占い鑑定をすることも多いでしょう。
そこで、自分自身に占いの知識が豊富という訳ではないけれど、タロットカードやオラクルカードなどを使って簡単に占うことができたら良いなと思いませんか？
しかし、実は自分のことを自分で占うということはプロの占い師でも意見が分かれる行為でもあります。
ここでは、そんな自分で自分を占うことに関してのおすすめ方法や、メリット・デメリット、正確に占うコツなどに関して徹底解説していきます。
自分自身を占う際におすすめの占い方法
自分で自分を占う際に、おすすめの占い方法は何があるのでしょうか？
ここでは、占い初心者の方でも気軽に診断することができる2つの占い方法をご紹介します。
自分占いにおすすめの方法①：ワンオラクル
78枚のタロットカードの中から1枚だけを引いて結果を読み解く、一番シンプルな占い方法です
カードを引く前に十分にシャッフルをしてから、質問内容に対してこれだというカードを1枚だけ引いてみましょう。
「明日の運勢はいいか？」のようなシンプルな質問から、「仕事で昇進するために今何をするべきか？」「片思い中の相手の気持ちは？」などの質問にも結果を導いてくれます。
ワンオラクル方法では、どのような質問内容にも答えをくれますが、重要なのは質問内容にあります。
曖昧に、「結婚できるのか？」といった曖昧な質問は避け、できるだけ「結婚できるように今一番するべきことは何なのか？」のような具体的で明確な質問を用意しておきましょう。
自分占いにおすすめの方法②：紅茶占い
ハリーポッターでも登場し、特に女性の中で人気となった紅茶占いも、自分で自分を占う際におすすめの占術です。
18世紀ごろからイギリスで実際に誕生した占術であるため、歴史的にも深い占い方法の一つです。
占い方法は簡単で、飲み終わった紅茶のティーカップに残った茶葉が何に見えるかで運勢を占うことが可能です。
用意するものはティーカップなど普段ご自身が使っているカップと、茶こしが付いていないティーポット、お気に入りの茶葉のみです。
占い手順としては以下の通りで進めてみてください。
- ティーポットにお気に入りの茶葉をそのまま入れ、お湯を注ぐ
- 占いたいことを口に出したり、心の中で思いながらお茶ができるのを待つ
- ティーカップへお茶を注ぐ
- 全て飲み干さず、少しお茶を残して、時計回りに3回回す
- カップにたまった茶葉が下に落ちるのを待つ
- 下にたまった茶葉が何に見えるかを見て占う
茶葉がどのような形に見えるかどうかで、占いたいことの結果を出します。
イニシャルに見えた場合、それが質問の答えであり、動物や物に見えた場合は、以下のような結果だと捉えることができます。
- 鳥：飛躍、恋愛に発展がある
- 馬：願っていることが叶う
- 蝶々：楽しいことが起こる
- 木：良好な健康状態が続く
- 猫：身近な人に裏切られる
- 十字：苦しみを抱える状態がしばらく続く
他にも見えるシンボルによって、結果は違ってくるため、これら以外で見えたシンボルがあれば、一つ一つ調べてみましょう。
自分で自分を占うメリット
占いを使って自分自身のことを占うことができれば、普段の悩みや不安を軽減させて生活することができそうですね。
そこで、自分自身を占うことのメリットを以下で紹介します。
- いつでも好きなタイミングで占うことができる
- 経済的な負担を軽減させることができる
- 占い知識が増える
では、早速これらを詳しく解説していきます。
自分を占うメリット①：いつでも好きなタイミングで占うことができる
自分で自分を占うわけですから、もちろん占いたいタイミングでいつでも鑑定をおこなうことができます。
実際に占い師のところへ行き相談をするとなれば、時間を作って予約してから行くことになりますよね。
本当は今すぐに占ってほしいのに、今日は仕事のスケジュールが詰まっている、混んでて予約が取れなかったとなれば、いつまでもその悩みを抱えながら生活していかなければいけません。
そのため、自分で占うことができれば、今この瞬間に悩みの結果を解決させることが可能なため、非常に時間の効率がよいことがメリットの一つです。
自分を占うメリット②：経済的な負担を軽減させることができる
プロの占い師に悩み相談をする際には、当然鑑定料を支払わなければいけません。
頻繁に通うとなれば、それなりに金銭的な負担が大きくなるわけですから、1ヶ月に1回、2週間に1回などと相談回数を限定している方も多いでしょう。
しかしながら、自分で鑑定することが可能であれば、何回占っても完全無料で結果を知ることが可能ですね。
そのため、この経済的な負担を解決させることができるというポイントもメリットと言えるでしょう。
自分を占うメリット③：占い知識が増える
最初は占いの知識が無かったけれど、タロットカードの勉強をしたり、何度も占いを繰り返していくにつれて、占い知識を身に着けることができるという点も魅力的なポイントです。
占い師に資格というものは存在せず、まずは自分自身で占いを使っていき、そのうちプロの占い師の仲間入りを目指しているアマチュア占い師も存在していることは事実です。
近年では占いのお店で鑑定をするだけの占い師ではなく、ネット上のみで占い鑑定をしている占い師の方や、ユーチューブなどのSNS上で活躍している占い師の方もいます。
プロ占い師としての一歩を踏み出したい方にも、まずは自分を正確に占うことができるように勉強するという使い方もできるため、メリットと言えるでしょう。
自分で自分を占うデメリット
プロの占い師でも自分自身のことは決して占わないという方も多いです。
せっかく占いの知識を持っているのに何だかもったいないと思ってしまいますが、その理由は以下の通りです。
- 主観が入り信憑性に欠けるから
- 正確な結果を受け止めにくくなるから
それではこれらを詳しく解説していきます。
自分を占うデメリット①：主観が入り信憑性に欠けるから
自分で自分自身を占う際に一番のデメリットとなる理由が、この信憑性に欠けるということです。
占いを使うということは、少なからず悩みにないして良い結果が出ればいいなという気持ちがあります。
この気持ちが強ければ、引いたカードのメッセージを自分にとって好都合な解釈をしてしまう可能性が高くなります。
嫌なことは受け入れたくないという心理が働いてしまうのが自然な人間の考え方です。
中々難しいかもしれませんが、悪い結果のカードを引いてしまった時でも、そのカードが示している内容をしっかりと受け止め、意識的に無駄な解釈はしない、困難も自分の力で乗り越えていかなくてはいけないという考え方をしていく必要があります。
自分を占うデメリット②：正確な結果を受け止めにくくなるから
デメリット①でも解説した通り、占いを使って悩みや不安を解決させたいという場合は、無意識に結果が良いものであってほしいと願ってしまうものです。
しかしながら、占い結果を自分にとって都合の良い解釈ばかりしていると、本当の正確な占い結果を導くことが困難になります。
この点に関しては、無理やりにでも良い解釈をして、それで自分自身がハッピーになれるのであれば、ある意味占いを使って解決することができた悩み・不安ということになります。
自分都合の占いではあったけれど、なんだかんだ解決させることができ、結果オーライとなるため、これはこれでいいのかもしれません。
しかし、真剣に占いたい、自分の状況をしっかりと判断したいということであれば、常に冷静な気持ちを持ちながら、自分占いに向き合っていく必要があります。
正確に自分自身を占うコツ
自分で自分を占う際のメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、正確に自分で占いを進めていくコツを最後にご紹介します。
以下の3つのポイントを常に意識しながら、自分への占いを正しく受け止め、納得できるように答えを導いていきましょう。
正確に自分を占うコツ①：同じ質問を何回も占わない
占いの結果が必ずしも自分が思っていた答えと違うということは、常に起こり得ます。
そんな時に、どうしても納得できずにもう一度同じことを占うということは何の意味もありません。
自分自身を占う時は、タロットカードを使う方が多いかと思いますが、タロット占いにおいて、最初に引いたカードが最も正確な答えやメッセージを示しています。
たとえ思ってもいなかった悪い結果であっても、納得できるような答えが出るまで何度も引き直してはいけません。
同じことを占うとしても、今の状況が変化したあと、一定期間が経った後を目安に計画してみましょう。
正確に自分を占うコツ②：カードは丁寧に大切に扱うこと
占い師にとって、カードは神聖なものとして扱っています。
そのような神秘的な力を持つカードを雑に扱うことは、占いやカードに対して失礼であり、本来のカードの力を引き出すことは出来ません。
自分を占う際には、必ずクロスを引き、その上でカードが傷つかないように注意しながら扱いましょう。
また、占いが終わった後も、きちんと浄化するために、綺麗な布で拭いてあげたり、水晶を近くに置いてあげたりすることが効果的です。
質問について正しい答えを導きたいのであれば、カードを自分の分身かのように扱うことを忘れないようにしましょう。
正確に自分を占うコツ③：質問自体にもきちんと意味を持たせること
占いというものは神秘的なものです。
適当にちょっと試してみたいという気持ちで、占いに頼る必要のない質問を聞くことは止めましょう。
占いに使うカードなどは、神聖なものであるため、ちょっとした質問を繰り返し占うことは、カードに対しても失礼です。
そのカードはあなたのために正確な答えを導き出そうとしているので、失礼にならないように質問に関しては自分にとって重要なことであるようにしましょう。
