波動とは「エネルギーの波」のことを指します。人間だけでなく、地球上に存在する全ての物質には波動があるという考え方に基づいた理論です。もちろん、私達が毎日口にする食べ物や飲み物も特定の波動をもっています。
当然ですが、波動が高い食べ物や飲み物を摂れば人の波動は上がり、波動が低い食べ物や飲み物は波動を下げてしまいます。
波動が高い状態を維持している間は、心身共に充実し、同じく高い波動をもった人やできごとを惹きつけるので、できれば普段から波動がよくなる食品や飲み物を摂取したいですよね。
波動を下げる食べ物
動物の肉
肉の種類の中でも特に波動が低く重いのが、牛肉、豚肉、羊肉などの赤肉です。なぜなら、哺乳類に属する動物の肉は人間と意識レベルが似ており、と殺される時の悲しみや苦しみ、痛みなどの重い感情が肉に宿るからです。
その肉を食べるという行為は、ネガティブな波動を取り込むということ。当然身体に良いはずがありません。
また、輸入肉は成長を人工的に促すホルモン剤が投与されているため、特に波動が低いとされています。どうしても食べたいなら国産の肉を選びましょう。
ちなみに、老衰で命を落とした動物の肉は美味しいと言われています。天寿を全うして苦しむ事なく生命を終えたからでしょうか。
白い食べもの
一般的に白い食べ物は波動を下げると言われています。具体的には白いパン、うどん、パスタ、そして白砂糖などが挙げられます。輸入小麦粉は安価で手に入るパンの原材料として重宝されていますが、残留農薬が多量に含まれている場合もあり、人体への影響も気になります。
基本的に身体にわるいものは波動にも悪い影響があるのでこういったものはなるべく避けた方が良いでしょう。
白い小麦粉を使うという点では、うどんやパスタも同様です。麺類を食べる時は、うどんよりそば(できれば十割蕎麦)、パスタも米粉でできているものを選ぶなどの代替品を選ぶのも一つの選択肢です。
砂糖も波動に悪影響があると言われています。 砂糖の原料は、さとうきびと砂糖大根の2種類です。パンを作る際に使われる上白糖やグラニュー糖は、さとうきびが原料です。不純物を取り除き精製された白い砂糖は自然の恵みが極限まで除去されているため、波動が低いと考えられています。
ちなみに同じ砂糖の仲間でも、黒砂糖はさとうきびの搾り汁を煮詰めただけのもの。コクのある味わい、ミネラルも豊富で身体に優しい砂糖です。精製作業を行わずに作られるため、黒砂糖は砂糖の中でも波動が高いと考えていいでしょう。
砂糖、パン、うどんやパスタなどの麺類は、日常的に食べる機会が非常に多い食品です。だからこそ、選ぶなら少しでも自然の形に近い波動の高い食材を選びたいものですね。
波動を下げる飲み物
コーヒー
コーヒーに含まれているカフェインを取りすぎると、交感神経が優位に立ち興奮状態になります。眠気覚ましにコーヒーを飲む方も多いですよね。スピリチュアルな観点からは、興奮を促す交感神経よりも、副交感神経が優位に立ちリラックスした状態を保つ方が波動が上がりやすいと考えられます。
また、コーヒーの波動が低いとされるのには別の側面も。コーヒーの生産地は主に発展途上国。労働者は重労働を強いられながらも十分な賃金が与えられず、貧困にあえいでいます。コーヒー生産のために多くの奴隷が強制的に働かされていたという歴史もあります。
コーヒー生産の背景には、このような暗い一面もあるのです。そんな労働者たちの苦しみから生まれた重い波動を纏っているため、コーヒーは波動を下げる飲み物とされているのです。
もしどうしてもコーヒーがやめられないという人は「フェアトレード」のコーヒーを購入してみてはいかがでしょうか?「フェアトレード」とは適正価格で取引を行うことで、コーヒー生産者の生活水準を上げる取組みです。コーヒーを選ぶ際は、カフェインレスのフェアトレードコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか。
コーラなどの炭酸飲料水
コーラには大量の砂糖が使われています。先ほども述べたように精製された砂糖は自然の恵をそぎ落としているので波動を下げてしまいます。
他にも香料やカフェインなどコーラには自然の恵みとは真逆の、波動を下げる成分が多量に使われています。
もちろんコーラ以外にもさまざまな炭酸飲料水が流通しています。波動を下げたくないという人は、できればそういった飲み物は避けた方が無難でしょう。
波動を上げる食べ物
玄米(太陽の恵み)
田んぼで育つ玄米は、太陽のエネルギーをたっぷりと浴びて成長します。玄米は精製されていないため、ミネラルや食物繊維などの栄養素を丸ごと摂ることができます。精製された白米よりも栄養価が高い優秀な食品です。無農薬で育った玄米を選ぶとよりいい波動を吸収できるでしょう。
玄米が食べづらいという方は、七分つきか八分つきで食べるのがおすすめです。
白米に近い食感を残しつつ、必要な栄養素はしっかりと摂取できます。
日本人のソウルフードとも言えるお米。毎日のように食べるお米だからこそ、少しでも波動を上げてくれるように考えて摂取していきたいですね。
蓮根(大地の恵み)
水に浮かんで咲く蓮の花。仏教では極楽浄土に咲くと考えられ、スピリチュアルな世界では高波動な花とされています。その根っこである蓮根は、泥の中で大地のエネルギーをたっぷりと蓄えて育つ、波動の高い食べ物です。
蓮根は栄養面でも優秀な食材です。食物繊維が豊富に含まれ、腸内環境を整えてくれます。腸は人間の健康にとって要となる臓器です。身体の中心にある腸を改善することで、心身共に健全な状態を保つことができます。
わかめ (海の恵み)
海から取れるわかめも非常に波動が高いと考えられます。海水に含まれる塩は、身を清めて穢れを払う浄化作用があります。また、海そのものが高い波動をもっているので、基本的に海から取れるものは波動にいい影響があると考えていいでしょう。
わかめを食べると、海からの恩恵をたっぷり体内に取り込むことができます。お味噌汁や酢の物、サラダなど食べ方も色々。毎日気軽に食べられるので、ぜひ日々の食生活に取り入れたい食材ですね。
波動を上げる飲み物
白湯
インドの伝統的な予防医学、アーユルヴェーダにおいて完璧な飲み物とされる白湯。水を沸騰させ、そのまま10分ほど沸かし、その後冷まして作ります。火にかける際は必ず換気扇を回します。
「水」「火」「風」が混ざり合った自然のエネルギーを取り込むことができる白湯は、非常に波動が高い飲み物です。白湯には身体の中をデトックスしてくれる効果もあります。
ハーブティー
ハーブティーには人の手が加わっていないので、植物のエネルギーがそのまま閉じ込められています。より高い波動を得るためには、なるべく自然に近い状態の植物から抽出しましょう。
色味や香りも楽しめるハーブティーは、視覚、嗅覚、味覚などあらゆる感覚を通して人を癒してくれる、非常に波動の高い飲み物です。
搾りたての季節の果物100%ジュース
果物は自然の恵みがたっぷり詰まったパワーフードです。朝食や仕事の合間などに飲んでいたミルクやコーヒーを果汁100%ジュースに置き換えるだけでも波動を高める大きな効果が期待できるでしょう。
ただし、100%ジュースは時間が経過するほど鮮度が落ちてしまうため、なるべく搾りたてのジュースを飲みましょう。また、空気中に触れている時間が長いほど、マイナスなエネルギーを吸収しやすくなるので、グラスに注いだあとはなるべく早く飲み干すようにしましょう。
まとめ
現代社会において、波動の高い食べ物だけで生きていくのは難しいかもしれません。無農薬の商品を作るには手間がかかるため、高額で販売されています。安価で手に入る食べ物や飲み物につい手が伸びてしまう事もありますよね。
本当にいい波動を身につけようと思うと生活習慣や考え方など、自分の生活一つひとつを見直していく必要があるかもしれません。もし、より高い波動をまといたいと考えているなら、より波動の仕組みを深く理解している専門家に相談してみるのもおすすめです。
いろいろ相談してみると、意外な生活の癖があなたの波動を下げていたことに気が付くかもしれませんよ。