植物などの香りを抽出したアロマは、心と体の健康を促進してくれる魔法のアイテムとして人気。特に、気持ちが落ち込みやすい人や、ホルモンバランスが崩れやすい女性にとっては最高のお助けアイテムです。
そこで今回は、心と体が不安定になりやすい恋愛中にアロマを使うことをおすすめする記事です。
恋愛で重要な女性性とは
女性性とは、女性が持つエネルギーのことを指す言葉。女性の肉体で生まれた方はもちろんですが、心が女性という方にも宿っています。女性性は、女らしい言動や行動、気遣い力、思いやりの心、可愛いものや美しいものに心奪われることで高まる要素。
女性性が高いと女としての自分を肯定しやすくなる上に、男性から「可愛らしい女性」であったり、「守ってあげたい女性」と思ってもらいやすくなります。そのため、恋愛では女性性を高め、良い状態でキープすることが大切。
『女としての自分に自信がないから、いつも追いかける恋をしてしまう』
『謙らないと愛されない気がして、相手の言うことを何でも聞いてしまう』
『いつも好きになった男性に女性として見てもらえず、片思いで終わってしまう』
などのお悩みがあるなら、女性性を高めるのがGOOD。問題を解決することができるでしょう。
自己肯定感を高めることで愛され力がUPする
恋愛で大切なのは、女性性だけではありません。自己肯定感も必要不可欠な要素です。恋をすると、誰だって不安になるもの。恋愛中で情緒不安定になると、もともと抱えていた自己肯定感の弱さが表に出てくることがあります。
その結果、「私が彼に愛されるはずがない」と思ったり、自分を傷付けるような恋をわざわざ選んだりしがちです。
とは言っても、そう簡単に自己肯定感を高めることができるわけではありません。日頃から自己価値を信じて毎日を過ごしたり、アロマやハーブ、ヒーリングミュージックなどを日常生活に取り入れて心の安定を図ったりするのが良いでしょう。
焦らずに『自分自身を受け入れ、愛してあげる』という作業を継続するのがおすすめです。
恋愛に効くアロマの種類5選
ホルモンバランスが乱れやすい女性は、どうしても男性に比べて敏感な心身を持っています。ですが、その敏感さゆえにアロマの効能を実感しやすいなんてことも。特に恋愛中は精神状態はもちろんホルモンバランスも不安定になりやすいので、アロマが効きやすいのです。
スイート・オレンジ
スイート・オレンジは、あらゆる香りの中でも特に幅広い人気を博しているアロマです。嫌いな人が少ない香りとも言われていますから、アロマ初心者の方や、癖の強い香りが苦手な方でも気に入るでしょう。
気持ちを高めて幸福感をもたらすので、恋愛中に落ち込んだり、自己肯定感が下がったりしたときにおすすめです。恋をするとネガティブになりやすいという方は一本持っておくと良いでしょう。
ゼラニウム
ゼラニウムは、ローズによく似た香りで人気のアロマ。ローズよりも爽やかで、フレッシュな香りが特徴です。
そんなゼラニウムは、PSMや生理痛、ホルモンバランスの乱れなど女性特有の困りごとを解決してくれる女性のお助けアロマ。女性性のエネルギーを安定させたいと考えているときは、真っ先にゼラニウムを試してみてください。心と体の両方が落ち着くはず。
イランイラン
イランイランは、強い催淫効果があるとして有名な花。また、気持ちを高めたり、リラックスさせたりすることはもちろん、怒りの感情を和らげてくれるアロマとしても有効です。
『恋愛の不安が原因でホルモンバランスが崩れている』『イライラして彼に八つ当たりしてしまう』『彼に対する不信感が拭えない』『性に対する恐怖心を緩和したい』というときにぜひ使って見てほしいアロマです。
ジャスミン
ジャスミンは、かの有名なクレオパトラが愛した香りとして知られるアロマです。抗うつ作用や神経強壮作用があるので、落ち込んだ気持ちを華やかな気分に変えてくれます。
さらに催淫効果が含まれるジャスミンは、女性の性に対する恐怖心を癒してくれます。『恋愛中で不安が強くリラックスできない』『安心感や幸福感を覚えたい』というときにおすすめしたいアロマです。
ダマスク・ローズ
「バラの女王」の異名を持つダマスク・ローズ。生花が目の前にあるのではないかと錯覚してしまうほどフレッシュかつ濃厚な香りが特徴です。
幸せホルモンであるオキシトシンの分泌を促すので、『恋愛中に気持ちが落ち込んで辛い』『彼が好き過ぎて不安で仕方がない』というときにおすすめのアロマです。また、女性ホルモンのバランスを整える作用があるので、恋愛中にホルモンバランスが乱れたときにも良いでしょう。
恋愛に効くアロマの使い方5選
恋愛中の辛い気持ちを解消したり、恋愛力を高めたりする目的でアロマを使うなら、使い方にもこだわると良いです。正しい使い方でアロマを焚けば、その精油が持つ効能を余すことなく発揮できますよ。
芳香浴をする
アロマの使い方としてもっともスタンダードなものは、アロマディフューザーやアロマストーンを使って部屋に香りを起こす芳香浴。
どの種類のアロマでもトラブルなく使用できますから、アロマ初心者の方は芳香浴をチョイスしましょう。アロマディフューザーやアロマストーンを持っていない場合は、お湯に数滴垂らすだけでもOKです。
沐浴法をする
入浴時にアロマオイルを利用する沐浴法もおすすめです。ただし、アロマオイルは水に溶けるものではありません。無水エタノールや植物油、専用のバスソルトなどに混ぜてから使用するようにしてください。
ただし、スイート・オレンジは肌刺激が強いので、量を少なめに調整しましょう。スイート・オレンジ以外なら量を気をつける必要はありません。
スキンケアに使う
あなたがアロマ中級者であれば、スキンケアに混ぜて使用するのが良いでしょう。ただし、正しい作り方、正しい量を厳守する必要があるので注意が必要。
まだアロマを始めたばかりであったり、アロマクラフトの知識が不十分だったりする場合は、市販のアロマスキンケア用品を購入するのが一番安全です。お肌のためにも、間違った手作りはしないようにしましょう。また、スイート・オレンジは光毒性があるのでスキンケアにはNGです。
ルームスプレーとして使う
無水エタノールに適切な量のアロマオイルを滴らせて混ぜれば、簡単にオリジナルのルームスプレーを作ることができます。リネンやファブリックにルームスプレーを振りかけて、住み心地の良い空間を作りましょう。
ただし、手作りのものは使用期限が限られます。自分で作るのが面倒という方や、使用期限が長いほうが良いという場合は、市販のアロマルームスプレーを購入して。
マッサージオイルに使う
マッサージオイルに希釈すれば、好きなアロマでマッサージオイルを作ることができます。ですが、肌に使用する以上、作り方や量には注意しましょう。作り方を誤ってしまうと、重大な肌トラブルの原因となる可能性があります。
心配な方は、市販のマッサージ用のアロマオイルを購入するのが良いでしょう。ちなみに、スイート・オレンジは肌に悪影響を及ぼすのでおすすめしません。
まとめ
アロマは、悩める女性の味方となってくれるアイテムです。『科学的な根拠はなさそう』『気持ちの問題じゃないの?』『スピリチュアルっぽい』など、まだまだ怪しいイメージを持つ人も多いアロマですが、実はホリスティックな治療として医療の現場でも注目されているのです。
心と体が不安定になったら、ぜひ怪しまずにアロマを使ってみてください。きっと、心も体も癒えるはずですよ。